素晴らしい!実に素晴らしい!
待ち望んでていた。この時を!この瞬間を!
まさかこの辺境の地で、この映画を鑑賞できるとは思ってもみなかった・・・
都市部でしかやらないものだと悲観していた。
だから本当に嬉しい。この映画を、映画館で、鑑賞できたこと、心から感謝する。
さて、久々に一人の時間を頂きまして、映画鑑賞に出かけてきたきのあしです。
今公開されている映画で、見たいものは沢山あります。
バンブルビーだったり、アリータだったり、翔んで埼玉だったり、キャプテンマーベルだったり、アクアマンだったり、まぁ基本アクションが大好きなので偏りますけど。
そんな中、諦めていた映画がやってました。そう【幼女戦記】です。
幼女戦記とは?
これはカルロ・ゼンによるライトノベルが原作であり、2017年にアニメ化。
もとのライトノベルというかオンライン小説の方は知りませんが、アニメ見てハマった人間です。
物語の始まりは主人公のエリートサラリーマンが線路に突き落とされ死亡。神という存在Xによって異世界に転生させられたら、そこは魔法が存在する世界で、戦争真っただ中の世界で、自身は幼女だった。というね。これだけ見たらナニコレ、滅茶苦茶じゃんとなりましょう。えぇ、その反応は真っ当です。
その見た目は子供、頭脳は大人なコナン君と同様の環境であり、周りに死を与える死神のような存在であるところまでもが同じという主人公こそ、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐です。まぁコナン君と違うのは部隊を率いて自ら手を下すとこですけどね。
んで、このアニメの何が良いって、そりゃもう演説です。兵士を鼓舞させる演説が本当に良い。
決してきれいな言葉ではない。だがしかし聞き入ってしまう。そういう演説が自分は好きなのです。
似たものを上げればヘルシングもそうです。あれも大好きです。あの少佐の演説は鳥肌ものです。
「戦争 演説」でググっただけで出てきます。
そして自分は演説が好きなので、文字を読むよりも、音として声を、演説を「聴く」ことが、何よりもこの作品で重要なことです。そういう意味で、アニメ化というのは実に適していて、おそらく原作をより臨場感あふれる作品にしたのではないかと思ってます。
感想
その劇場版です。その続編です。
全くもって素晴らしい作品でした。満足感でいっぱいです。
アニメ映画を最近見てはいませんが、これほどまでにアニメを見ていること前提で作られている映画は珍しいのはではないだろうか。
映画ではこの世界が何なのか、なぜ幼女が部隊を率いて戦争しているのか、今までのあらすじは全く説明されません。しかし、それで良いと思います。対象を絞って、その対象をいかに満足させるかを追求すれば、必然的にこうなったのでしょう。
なので、アニメを見た方は間違いなく楽しめます。ホント、必見の映画でしたよ。
一方で、初見の方は訳が分からいまま映画が進んで行きます。
しかし、楽しめないかと言えば違うと思います。
先に説明したように、自分はこのアニメの魅力は演説にあると思ってます。アニメでは何度も演説がなされますし、戦闘中にも粋なセリフが随所に織り込まれいます。
そして戦争映画ならではですが、音が良いです。迫力が違います。戦闘シーンの映像も激しく、そして細かく、素晴らしいなと思います。
その辺は、前知識が無くても楽しめるところです。
まぁしかし、見てからの方が何倍も楽しめますし、アニメ自体も面白いので見ることをお勧めします。
下記動画サイトで見れます。ぜひご覧ください。
ここからはネタバレ
今回の話はアニメの続編です。
敵はあのアンソン・スーの娘、メアリー・スーです。
アンソン・スーがアニメの中でメアリーからもらった銃を使いデグレチャフと交戦、そして敗れた際に、デグレチャフ少佐がその銃を奪います。その後は、その銃を使って戦っています。
映画では、メアリーとデグレチャフが対敵した際に、その銃を使うデグレチャフをメアリーが発見し、父を殺した相手と認識、復讐の鬼と化します。ホント・・・どんな魔力量だよって感じで強敵です。
まぁストーリー的にはシンプルでした。
もちろん、デグレチャフ少佐が勝利します。
しかし、殺しきれなかったところが次作に続くのかと期待せざるを得ません。
いやぁー楽しみだなぁ。また、アニメ見れたらいいなと心躍りますね。
映画は、戦闘シーンが多い印象。戦闘はよく作られているし、音も臨場感と迫力がけた違いに良い。
演説や戦闘中のセリフも良かったが、アニメ放映されていた時の方が良い演説が多いというのが正直な感想です。
しかし、1stと2nd間の話であれば、これで良いかなと。
はやく2ndシーズン始まらないかなと。
てか、このアニメはホント・・・タバコがモクモク、硝煙がモクモクと煙にまみれてますね笑