新型コロナウイルスの感染症ってCOVID-19って名前が付いたけど、いまだに新型コロナって言い続けるのはなんでなんだろう。なんか理由があるんかね。どうも きのあし です。
さてさて、観てまいりましたよ。メイドインアビス！
メイドインアビスって何？という方も居ますよね。えぇ知ってます。
原作は竹書房のwebコミックガンマに連載されているコミックで、2017年にTVアニメが放送されました。
2019年にTV放送の総集編が映画化されて、2020年1月にその続編が公開されたわけです。
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メイドインアビスとは
簡単に言うと少年少女たちの冒険の話です。
冒険の舞台はアビスと呼ばれる大きくて深い穴(奈落)。
そこには地上とは全く異なる生態系があり、凶暴な生物が行く手を阻み、遺物と呼ばれる魔法のような奇跡を起こす道具が転がっている。アビスには深く潜れば潜るほど、地上に戻ろうとする時に身体に大きな負荷がかかる呪いが存在している。
そこに挑むものを探窟家と呼び、その中でも偉大な探窟家であった母がアビスから戻らず、奈落の底で待つという手紙を残したことから主人公たちの冒険が始まります。
設定的にはハンター✕ハンターの暗黒大陸あたりが近い感じ。
正直な話。精神的にやられる作品です。ファンタジーですけど、生々しい感じというか。エグイというか。グロイというか。。。子供がなぜこんな目に合わないといけないのか。。。と思う場面も多いです。それでも続きが気になってしまうんですよね。不思議な作品です。
感想
今作はテレビの続編です。さっきも言いましたね。失礼。
あの新しきボンドルド、黎明卿の話です。ボンドルドは成れ果てのナナチを生んだ張本人であり、因縁の相手。
ボンドルド好き、ナナチ好きは観なければならない作品です。これは間違いないです。
さらに間違いないのは原作を読んでないけど、アニメは観てた方。続きが気になるでしょ？
さぁ観に行きましょう。アニメが面白いと感じたならば、この映画も面白いと感じるはずです。
ここからはネタバレ含みながら感想を。
まずボンドルドですよ。あの倫理観ぶっ壊れた紳士。アビスの魅力に取りつかれた一人。
人間のまま5層と6層を行き来するために人体実験を繰り返している。でもなぜか惹きつけられる魅力的な、カリスマ性のあるキャラ。純粋に呪いを克服するために挑む姿。そして成れ果ててしまった実験体の名前や将来何になりたかったかなどをすべて忘れずに覚えていて、非道なことをしているのに、成れ果てを人として扱い、敬語で会話をし、物腰は柔らかな狂人。本当にゲス外道です。ゲス外道なんだけど、いいキャラなんだよなー本当。それがちゃんと描かれています。これ大事。素晴らしい。
その人体実験の結果生まれたのがナナチ。ナナチにとっては親友と自分の仇である存在。。。存在なんだけど・・・・ってナナチの複雑な気持ちが入り混じってるところの感情もちゃんと表現されている声優さん。本当に素晴らしい。
今回は本当、ナナチ、ボンドルド、レグがカッコいい。ナナチが時に凛々しく。いつもの「んなぁー」もあり。そして可愛い。「本当に可愛いですね。ナナチ。」とボンドルドが言うのも納得です。
そして戦闘シーンが素晴らしい。本当に素晴らしい。レグの動き。ボンドルドの動き。かっこいいですよ。レグの充電完了後の暴走っぷり。いい感じです。
忘れてはいけないのが背景の絵がすごくきれいな事。効果音や、曲が素晴らしい。これはアニメの時から映画並みだなと勝手に感じてましたが、映画館だとやっぱ引き立ちます。このアビスの壮大な感じ、本当に素晴らしい。
前線基地（イドフロント）の描写が基本暗いが、そこでもしっかりとボンドルドが主張している。素晴らしい。
んでさ。やっぱこのハートフルボッコなメイドインアビスならではのプルシュカの存在。
自分は原作を読んでるからさ・・・この子がどうなっちゃうか知った上で観てたからさ。。。もうやりきれないよね。あの明るくてちょっとおませなプルシュカちゃん。。。。パパ(ボンドルド)が大好きで、信用してて、一緒に冒険したい気持ちでさ。一緒に夜明けを見に行こうって言っててさ。
それがね。あんなんになってしまう。本当にゲス外道ですよ。ボンドルドは。
でもね。それがメイドインアビスなんだよね。
そしてやっぱり原作者の性癖が垣間見えるよね。ここはまぁー賛否分かれるところだろうけど。
そこも含めてメイドインアビスだなぁと感じるし、監督もそれを理解した上で外さない選択をしているように感じる。
あぁーあと、自分の中では思わぬ良い所だったのが、グェイラですよ。いいキャラです。ボンドルドの助手的存在で、プルシュカの世話をしてた人です。あっさりカッショウガシラに殺されちゃうんですけどね。この人はボンドルドの助手ですから、まぁ人でなしの一因ですけど。感覚が普通です。一般人に一番近い。この人がいることで今回の作品がより良くなってる。普通なのに作品のスパイスになってる感じ。特別なことは何もしてないのに、なんだかんだ終わった後に印象に残るんだよなぁ。不思議です。
まぁいろいろ話はしましたが、面白かった！本当に素晴らしい。
次作の制作も決まってるし。楽しみでなりませんね！
したっけまたね！
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