Foins(ふぉいんず)がやりたいんです。

まるで三井寿が安西先生に「バスケットがしたいんです。」と言うかのように言い放ったその一言。

 

「・・・えーっと、、、な、なにそれ?」

 

事の始まりは、まだ雪が残る3月の話。

どうも きのあし です。

これは、知人Aから相談された話である。

3月某日。

Aの嫁(以後、ヨメと呼ぶ)が札幌に行った。話によると友達と遊ぶらしい。

そうして、遊び終わり帰ってきてすぐに今度は東京に行くと言い出す。

3泊4日で。友達と行くと言う。

いつの話?と聞くと

今週末。と返答。

あまりにも急な話について行けないAはもちろん事情を聞く。そんな東京に行けるほどのお金の余裕もないし。1歳半の子供はどうするつもりなのかと。

ちなみにヨメは専業主婦である。

ヨメの話はこうだ。

前々からヨメは仕事をしたいと思っていた。

そしたら友達が子供居ながらでもできる仕事があるからやってみないか?と誘って来たという。

仕事内容は話出来ないが、そのセミナーが東京であるから一緒に行かないか?と誘われたのが、札幌での話。

交通費、宿泊費はその会社持ちとの事。

子供の託児もしてくれるから大丈夫と言われたらしい。

この段階で、一度Aから相談された。

どう思う?と。

きのあしの考えは2つ。

不倫かマルチ商法の勧誘だろうと。

まぁどちらもということもあり得るかな。

Aは「だよな」と一言。

しかし、Aは東京行きを止めることなかった。

東京へ行く前日、きのあしの妻がヨメと会う機会があり、マルチ商法の可能性があるから気を付けてと念を押し、ヨメはマルチ商法だったらやりません。とキッパリ言い切っていたという。

そして、ヨメは東京へ行った。

ヨメは帰ってくると、早々にまたすぐに札幌へ。

それもなんの連絡もなくだった。

札幌で2泊ほどして、帰ってきた。

友達と遊んでたらしい。専門学校の時の友達で、その日以外は都合が付かないから今から遊べないか?と誘われたとか。

ヨメは車の免許がないので、基本JRでの移動となる。その交通費は友達が出してくれたらしい。

この間もちろん1歳半の子供も一緒である。

まぁ、それはさておき、例のセミナーはどうだった?なんの仕事だった?と聞く。

 

返答は

 

そのセミナーで仕事内容を他言しないよう言われたので話せない。けど、その仕事をやりたいと思う。であった。

もちろん、Aは認められない。

仕事の内容を旦那に教えられないという仕事が真っ当な訳がない。

そう思ったからだ。

 

その翌日、またヨメは札幌へ行った。

4泊ほどしていた。これもまた突然の話だったようだ。

札幌での宿泊は全て友達宅らしいので、宿泊代はかからないにしろ、移動費や食事代はどうなっているのか。

子供の体調は大丈夫なのか。

今までそんなに札幌の行き来はなかったのに、この間のコレはどうなってるのか。

その友達は本当に友達なのか。

てかそのセミナーの仕事がなんなのか。

問題が山積みである。

 

きのあしがたまたまAとヨメに会う機会があり、話を聞いた。セミナーの中身は教えられないという事だから、東京に行くまでの流れを聞いたわけだが、そのやり口はマルチ商法で、よくあるパターンな事を伝えた。

そしたら、そのヨメはウザそうな顔をして、「マルチ商法って何なのかそもそもわからないんで。」と返してきたので、ちょっとイラっとしたきのあしは、マルチ商法とはを説明した。

まぁマルチ商法自体は違法ではない。しかし、友人や家族を巻き込む事が多い事。そういうのを嫌う人が多い事。

そして、中には違法性(詐欺)があるものも存在する事。

それらを考えた上で旦那と相談して決めた方が良い事を言った。まぁヨメの耳には途中から入ってない様子だった。

 

 

数日後、また札幌へ行ったヨメ。そしてここで、その中の一つが解決される。

セミナー主催者が時間をとって説明してくれることになった。

しかし、平日の夜11時に札幌で。

Aは仕事が終わった9時から札幌へ直行して話を聞きに行った。もちろん、翌日も仕事があるので日帰りである。

そのセミナー主催者の話はこうだ。

Foinという仮想通貨への出資者を募る仕事であると。もちろん、個人事業者として。

その上、その仕事をするには、まず100万円をFoinにしなければならないとの事

出資者を紹介できればお金が貰えるし、出資した100万円分のFoinの価値が上がれば、それも利益になると。

今は右肩上がりで価値が上がってるのだそうだ。

まぁ、Aはすぐにその場でその仕事はさせられないと断った。ヨメは納得できてない様子だったみたいだが、、、

そして、帰宅。

ただ、この時Aのみが帰宅し、ヨメは札幌に残った。

まだ友達と遊ぶらしい。

2日後にヨメは帰宅。

話し合いたいとAは言ったが疲れていると拒否。

 

さらに1週間ほどしてAからきのあしへ連絡が来た。

帰宅したがヨメと子供が居ない。いつも汚い部屋が片付いている。LINEしても返事がない。何か知っているか?と言うものだった。

いや、知らない。最近頻繁に札幌行ってたようだから、また札幌なのでは?と返した。

可能性は高いが、いつもと違う。との事。

 

そして、この間の経緯(上記)とこの1年間のヨメは家事をしてこなかったという事実をAから聞いたわけだが、何故離婚しないのか不思議、と言うのが本音だった。

その経緯を聞いているところにヨメからAにLINEの返答が。

「もう帰るつもりはありません。

最近優しくしてくれるが、それが逆に怖くなりました。

また不機嫌な時に戻るかもと思うと怖い。

いろいろ考えたけど、離婚という結論には至らなかったので、距離をおきたいと思います。

あなたの気持ちを考えて、月に一度はそっちに行って、子供に会わせてあげます。」

だった。

 

これは完全に離婚だろ。と、きのあしは思ったが、Aは子供と会えなくなるのが嫌だから離婚しないと言う。

そして1ヶ月後、ヨメ、子供と再会。

これは単純にヨメが金目当てに戻ってきただけだった。

というのも、出て行った時にヨメはAの通帳とカードを持って行ったのだが、Aがカードと通帳を取引出来ないよう止めた為だった。

再会時の話は、やり直すなら札幌で生活する事が条件。

Aが札幌に移住できるまでは、生活費として10万をあなたに。残り全ては私に。なので私があなたの給料から10万をあなたに振り込むから通帳とカードを持っていく。

というものだったらしい。

今は友達の部屋で生活してるという話だが、不倫としか思えない、思われても仕方ない状況だろう。

Aの給料の総額は知らないが、半分以上がヨメに渡る計算らしい。

 

そして、それから1ヶ月が経とうとしている。

離婚はしていない。

 

 

これが事の顛末である。

 

 

まぁーね。あんまりFoins関係ないけども。

あんまり関係ないけどもね。

あんまりだから全く関係ないわけでもないと思うよ。うん。

一個人としては、関わりたくない部類です。

その仮想通貨が現実世界で利用できるかわからない上に、換金できる所がちゃんとあるのか疑問だし。

むしろ換金できるなら個人として、自由に自分のお金を好きなだけFoinにしたら良いわけである。それを100万単位で出資させるのが不自然。

その出資者を募る仕事ってさ。。。最悪100万円が0円になるリスク商品なわけで、もしかしたら、100万をそのセミナー主催者側が搾取しているだけかもしれない。その100万を元手に紹介者に金を下ろして残りは懐へ。。。って実際Foinにしてない可能性すらあり得る。まぁこの手のものはそれを広告するだけで主催者側は宣伝料を多額にもらえる仕組みもあるから、さすがに懐へは言い過ぎかもしれないが、疑えばきりがない。なんせ、仮想のものだから。さらにそれをマルチで広めているのも怪しい。

ただね。ヨメが東京へ行くという話があった段階でマルチの可能性もあるから気をつけるようにと話をしたわけで、その時に、ヨメもマルチ商法ならやめます。って言っていたわけ。

それがどうだ。

セミナーに行ったらあっさり洗脳されてくる。

恐ろしい限り。さすがはプロです。

 

Aは子供を奪われ、家庭は崩壊。

まぁ、、、子供が一番可哀想ですね。

まだ1歳半だから、このまま離婚すれば本当の父親のことは忘れるだろうし。。。

新しい親が、本当の父親と思うだろうし。。。

もし、新しい父親が居なければ、父親という存在を知ることなく生きるのだろうし。。。

悲しい限りです。

 

ただまぁ、、、家庭崩壊はFoinsのせいではなく、ヨメの札幌への異常な通いと、Aが不機嫌になるところが原因ということになるのでしょうけどね。。。

Aが怖いというヨメの話だが、Aから聞いた話なので、Aの問題点がわからないんですよね。

こればかりは、話が一方的なので仕方ないですが、、、なにかあったのでしょうね。。。

 

 

というわけで、家庭崩壊の顛末?Foinsの危険性??何を書きたかったか忘れましたが、まぁこの辺で失礼します。

 

したっけまたね



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